【Vol.102】 初中級を抜ける鍵は「体の使い方」── ステップの次は、基礎に戻って“分解と深堀”

Basic & Isolation

【Vol.102】 初中級を抜ける鍵は「体の使い方」── ステップの次は、基礎に戻って“分解と深堀”

こんにちは、SHINJIです。
「同じだけ練習しているのに、キレやしなやかさが伸びない…」「動画で見ると何か浅い…」──そんな“初級の壁~中級の停滞”を抜ける王道が、ステップだけでなく「体の使い方」を分解して深堀することです。同じ動きでも、見違えるような美しいダンスになります。

■ 参考サルサソーシャル動画

■ なぜ上手い人は“簡単なステップ”でも美しいのか?

“綺麗”の理由はシンプル。内部のコントロールが濃いからです。
・重心移動(足裏→足首→膝→股関節の連鎖)
・アイソレーション(首/胸郭/骨盤/肩甲帯の独立と連携)
・テンションとリリース(伸張→解放のタイミング)
・止める/抜く/揺らす(マイクロ減速と残心)
これらが“一拍の中身”を豊かにし、同じステップでも別物に見せます。

■ レッスンで行う「体の使い方」と5つの練習方法

基礎クラス=初心者、ではありません。経験者こそ、定期的に基礎へ戻ることで「内部精度」を上げ、シャインもペアも一気に化けます。以下は基礎レッスンで行っている内容の一部ですが、定期練習の仕組み化が上手くなるコツです。

・足裏→重心→骨盤→胸郭→肩甲帯→腕→呼吸の順でレイヤー化
・1拍の中を「準備→到達→残心」に分け、一拍の情報量を増やす
・動画でビフォー/アフターの差分を可視化(角度・深さ・止め時間)

  1. 重心と足裏三点:親指球/小指球/踵に意識を配り、体重線を“ななめ前後”に微スライド。
    ドリル1拍で親指球→2拍で踵を往復。各8往復×2セット。
  2. 骨盤の前後・左右・回旋:骨盤を“1拍1方向”で明確化。胸郭は逆位相を薄く添える。
    ドリル:前傾→戻す→後傾→戻すを各8回。回旋は内→戻→外でリズム化。
  3. 胸郭(胸・肋骨)の分解:胸の左右スライド+前後スライドを別々に獲得し、その後に円を描く。
    ドリル:左右8回→前後8回→円(右回り8/左回り8)。
  4. 肩甲帯とアームス:腕は肩からではなく、肩甲骨の滑りで“置く”。手先は後。
    ドリル:肩甲骨の上方回旋→下制→内転を各8回。肘は後付け。
  5. ブレスと“波”の経路:吸気でスペースを作り、吐気で“深み”を作る。胸→肋骨→骨盤へ波を落とし、床で返す。
    ドリル2拍吸う→2拍吐くで胸→骨盤→床→戻しの順路をトレース。

🎥段階別 – ダンス基礎練習

目指したい方は、是非もう一段階深堀して、踊りを楽しんで下さいね。
またフロアで。
SHINJI

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