【Vol.15】大人になっても、青春はできる
── チームで踊ることが、自分を深めてくれた
■ チームだからこそ味わえるもの
「この振付、全然揃わないね」
「今の動き、全然気持ちが入ってないよ」
「合わせることが目的じゃなくて、“届ける”ことが大事なんじゃない?」
練習中のぶつかり合いや、価値観の違いに戸惑うこともある。
でも、そのたびに話し合い、向き合って、ひとつずつ乗り越えていく。
踊りを合わせるだけでなく、“心”も少しずつ近づいていく感覚。
そこには年齢も性別も関係ありません。
20代の子もいれば、50代のメンバーもいる。
学生も、会社員も、主婦も、フリーランスも。
1つの目標に向かって本気になれる仲間がいる。
それだけで、人生がちょっと豊かになるのです。
■ 大会やイベントがくれる、かけがえのない経験
チームで大会に出場したとき。
当日の朝、全員で円陣を組んだ瞬間。
照明が落ちて、音楽が鳴り始めると、いつもより緊張して、でも集中している自分がいた。
ステージが終わって、客席から拍手が聞こえてきたとき。
「やりきったね」と笑い合えたとき。
あの感覚は、大人になってからの人生の中でも、きっと忘れられない“宝物”になる。
社会人になってから味わう本気の挑戦は、ただの趣味じゃない。
心が震えるような時間をくれる。
■ 衝突も、絆に変わっていく
楽しいだけじゃない。
練習中にすれ違うこともある。
人間関係に悩むこともある。
でもそれもまた、チームで何かをやる醍醐味。
自分の未熟さに気づいたり、他人の視点を学んだりすることで、
人としても少しずつ成長していく。
“ダンスを通して人間性が磨かれる”というのは、
決してきれいごとではないと思うんです。
■ 最後に
大人になってからも、
青春はできる。
むしろ、社会人になった今だからこそ、深く味わえる。
時間をやりくりして練習に通い、
不器用に想いを伝え合い、
仲間と一緒に本番を迎える。
そのすべてが、自分の人生の“厚み”になっていく。
ダンスは、技術だけじゃない。
人として、もっと“自分らしく”育つための道。
今、練習後の疲れた笑顔を見ると、
ああ、また少し、良い大人になれたかもしれないなって思えるのです。
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