【Vol.37】ダンスが伸びる人の共通点|“学ぶ順序”シリーズ② InputとOutput

Bachata

【Vol.37】ダンスが伸びる人の共通点|“学ぶ順序”シリーズ② InputとOutputの循環 × 仲間と響き合う力

前回は、ダンスを上達させるための「順序」についてお話しました。
今回はその次のステップ──
「Input(学ぶ)」と「Output(やってみる)」の循環についてお届けします。

見て、学んで、やってみる。これを何度も繰り返す。

ダンスは感覚の世界。だからこそ、頭だけで覚えるとすぐ忘れます。
そして、体だけで覚えると、誤解したまま進んでしまうことも。

だからこそ大切なのが、InputとOutputの反復循環。

  • レッスンや動画で「Input」して
  • 自分の体で「Output」してみて
  • 鏡やフィードバックで「再Input」する

この循環を意識するだけで、学びの密度が一気に変わります。

Output(やってみる)は、恥ずかしくても“外に出すこと”が大事

上手くできなくてもいい。
まずは「一度やってみる」ことで、体は本気で覚えようとし始めます。

  • レッスンで少しでも手応えがあった動き
  • 家でひとりで試した新しいステップ
  • 動画を見て「真似してみた」感覚

どんな形でも、Outputすることで記憶が定着し、感覚が磨かれます。

仲間とやると、InputもOutputも一気に深くなる

そして、ここが今回一番伝えたいところ。
もし感覚が合う仲間ができたら、一緒に踊ることで学びは何倍にも加速します。

  • 「あのときのあれ、どうだった?」と話せる
  • 一緒に動画を見て解釈を深められる
  • ちょっとした違和感も指摘し合える

ひとりでの練習も大切ですが、共鳴できる仲間がいると、Outputが自然と増えていく。
そしてその分、Inputも自分の中に深く入ってくるのです。

ダンスは一人でもできる。でも、共鳴で広がる。

もちろん、ダンスは一人でもできます。
でも、「誰かと一緒に学ぶ」「共有する」ことで、技術も表現も磨かれていきます。

焦らず、無理せず、でも確実に。
InputとOutputを繰り返しながら、仲間と響き合うように成長していく。
それが、Quietに伸びるダンサーの共通点です。

次回は、“学ぶ順序”シリーズ③として、
「止まることの効用──壁を感じた時にやるべきこと」をお届け予定です。

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