【Vol.69】「ただ回すだけ」から卒業──男性こそ、“踊るダンサー”になると楽しい理由
こんにちは、SHINJIです。
今回は、男性リーダーとして「どう踊るか」をテーマにお届けします。
よく見かける男性側のダンスで、
「とにかく女性を手で回し続けるだけ」というパターンがあります。
確かに、リードして女性が美しくターンを決めてくれるのは嬉しい瞬間です。
でも、その間、男性自身は何をしていますか?
もし「ただその場に立って手を動かしているだけ」だとしたら──それ、もったいないかもしれません。
🔸男性も、ステップで“魅せる”ことでダンスが広がる
サルサやバチャータは、リード=演出家のような役割。
でも、演出家自身が動かず、ただ指示を出すだけだったらどうでしょう?
ちょっと寂しい気もしますよね。
ステップを踏むことで、リズムを共に刻むことができます。
ベーシックをしながら、男性自らもターンやフットワークを入れることで、
ダンスが一方的ではなく、“共演”になっていきます。
🔸「回す技術」より、「一緒に踊る姿勢」がかっこいい
もちろん、いろいろな手によるターン技やリードバリエーションを練習するのは楽しいことで、大前提です。その上で、「手のリードだけ」ではなく「共に踊る一体感」もあった方が、圧倒的に印象に残ります。
- 女性を主役にしながら、
- でも、自分も自然に音楽を楽しんでいて、
- ちょっとしたステップやボディムーブメントで存在感がある
自分自身でもダンスをもっと楽しめますし、そんな男性はダンサーとしてクールなので、「また踊ってみたい」と思ってもらえるソーシャルパートナーも増えます。
🔸ターンを入れるのは、女性だけの特権じゃない
「男性がターンしてもいいの?」と聞かれることがありますが、
むしろ積極的に入れてOK!
音楽のブレイクやアクセントで、
さりげなく男性ターンを入れるだけで、
ダンスの表現力が一気に豊かになります。
ターンが難しければ、まずはベーシックステップをきれいに、しっかり踏むだけでも十分。
しっかりとした“音のノリ”がある男性は、リードにも説得力が出てきます。
🕺男性も「ダンサー」になると、世界が変わる
「自分は回す側だから」と思っていた人も、
少しずつ“自分のダンス”を育てていくと、楽しさが倍増します。
- 男性だって表現していい
- 踊る楽しさは、主導権ではなく“共鳴”の中にある
- 回す/回される、という二項対立を超えて「一緒に踊る」がある
そんな感覚を味わい始めると、ダンスの見える景色が変わっていきます。
🔸こんな雰囲気 (参考動画)
🕊まとめ──「ただ回すだけ」から一歩前へ
サルサやバチャータは、「女性をどう回すか」だけではありません。
「自分がどう踊るか」「どんなリズムを刻むか」が加わることで、
男性も、自分自身の“音楽の主人公”になれます。
踊りは、二人でつくる小さな物語。
男性も、ただの案内役ではなく、“一緒に旅をするダンサー”として楽しんでみませんか?
きっと、踊るたびに自分の世界が広がっていきます。
SHINJI
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