【Vol.73】基礎の上達には“フェーズ”がある──アイソレーション練習が面白くなる瞬間
こんにちは、SHINJIです。
今回は「上手くなるって、どういうこと?」というテーマで、成長の段階=フェーズについてお話します。
ダンスには明確に、フェーズごとに必要な基礎練習があります。
その中でも特に重要で、面白くなるのが、ダンス基礎であるアイソレーションなどの“自分で行う練習”です。
「なんとなく真似る」から
「自分で体をコントロールする」へ──
この変化を感じられると、練習が一気に面白くなり、見違えるような綺麗な動きと一緒に、踊る自分がもっと好きになります。
🔸フェーズ1:まずは“形から入る”
– 形として先ずステップを踏む
– タイミングを合わす
– 余裕があれば、骨盤を前後・左右に振ってみる *この段階ではぎこちなくてもOK
最初はとにかく形を真似てみること。
それだけでも、自分の体に「意識」が芽生えます。
🔸フェーズ2:“力の流れ”を意識する
ダンスが力だけでなく、自然に流れて、見た目がスムーズになっていく段階です。
– どこから力が出て、どこに伝わるか
– 胸→肩→腕→指先、などの連動
– 「止め・抜き・つなぎ」を感じる流れ
ここで動きにニュアンスが生まれ、カッコよさや柔らかさが加わってきます。
多くの方が、このフェーズ1&2を行ったり来たりしますが、
ここを乗り越えれば、アイソレーション & ムーヴメントまで融合し、
自然にコントロールできる段階へ進むことが可能です。
🔸フェーズ3:アイソレーション×ムーヴメントの融合
様々な動きが、流れと一緒に掛け算されて、ダンスが綺麗になる段階です。
– 骨盤でリズムを刻み、胸で流れを作る
– 手と首、肩が連動することで動きに奥行きが出る
この段階では自分のスタイルも出てきて、
「あの人綺麗!」と周囲から言われるような、
スタイリング等もより自然に表現できるようになります。
感情と一緒に踊れる段階で、更に一つ進んだダンスのステージです。
🔸フェーズ4:重心・“絞り”・対話する感覚へ
– 足裏のどこに体重が乗っているか?
– 絞り(ひねり)でバランスを調整する
– 「考えずに感じて動く」自然な状態へ
この段階に入ると、踊りが“感情”や“呼吸”に近づいてくるような感覚があります。
🎥参考動画 – フェーズ毎の違い
🕊まとめ──“基礎”は、最も深くて面白い
上手な人ほど、シンプルな練習を楽しんでいます。
形を知り、力の流れを感じ、
体と対話しながら動けるようになる──
そんな“自分だけのダンス”を育てる時間を、ぜひ楽しんでみてくださいね。
またレッスンでお会いしましょう。
SHINJIでした。
📘ご参考 – ダンス基礎・スタイリング練習
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アイソレーション・ムーヴメントの基礎から、フェーズごとに必要な練習を丁寧にお伝えしています。
体の使い方に興味が出てきた方、ぜひ一度ご体験くださいね。
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