【Vol.84】もう迷わない──技が“繋がらない”原因はココだった
こんにちは、SHINJIです。
今回は、ダンス初中級者の方からよくいただくこんな声をもとにお届けします。
「技は覚えたけど、なぜか踊っていると流れないんです」
「1つ1つの技が“単発”になってしまって…」
「途中で動きが止まって、ギクシャクしてしまう」
こうした“技のブツ切れ問題”には、いくつかの共通した原因があります。
今回は、流れを止めてしまう3つの原因と対策をお届けいたします。
🔸原因①:「カウントの“間”」が埋まっていない
多くの方が、カウントで“技の入り口と出口”だけを意識してしまいがちです。
でも実は、「間(ま)」=技と技の“隙間”をどう埋めるかが、流れを生むカギになります。
言い換えると、初心者の頃(フェーズ1)は、「間(ま)」を「止めるカウント」として覚える、でも良いのですが、初中級~中級(フェーズ2)になるにつれて、間(ま)で、「次の動作に繋げる流れを創る」意識が必要となります。
・ステップや手の動きが止まってしまうのは、“間”が空白になっている証拠。
・上手い人は、“次の動作に向かう準備”として間を使っています。
✅ 間=呼吸として使うだけで、踊りの「間延び感」がぐっと減ります。
🔸原因②:意識の“切断”──リードやフォローが「分断」している
これは特にペアダンスにおいて重要な視点です。
・リード側が「次の技」に意識が飛びすぎて、“今”を感じていない
・フォロー側も、技の終わりで「はい、次の技は何?」と意識がリセットされてしまう
この“意識のリレー”が切れる瞬間に、流れが止まります。
🌀 特に中間の“つなぎ目”で大切なのは、「余白」と「受け渡し」。
💡技と技を接着するのは“技の動作”だけでなく“力の流れ”であり、その流れのリレーも意識し、感じることだったりします。
🔸原因③:「出口と入口」が合っていない(角度 × タイミング)
このポイントは、物理的な“繋ぎ”のコツです。
技がうまく繋がらないとき、多くは…
・前の技の出口の向きや姿勢が、
・次の技の入り口とズレている
このズレがあると、身体がいったん止まって“やり直し”になってしまいます。
・技の終わりでリードを正位置へ戻しつつ、そのまま止めずに次へ繋げる
・円運動で終わった技は円運動をモーメンタムを継続して次の技のリードへ繋げる
・次の技の入り口の場所、高さ、回旋角度を、前の技の接続箇所に合わせながら流す
🧭 ポイント:
「前の技の出口は、次の技の入口にしておく」
という意識がとても大切です。
🕊まとめ
技をたくさん覚えても、「間」「意識」「物理的な接続」が切れていると、どうしても流れが止まります。
でも逆に、“つなぎ目”を意識して少しずつ磨くだけで、踊りの質が一気に変わります。
・技術的な話に見えて、実は感覚の領域
・“つなぎ”を意識する人は、上達も早い
・ダンスに“呼吸”が生まれ、音楽との一体感が高まる
ぜひ、今日からあなたのダンスの「つなぎ目」を見直してみてくださいね。
📘毎週日曜クラス@新宿
毎週日曜@新宿クラスでは、
アイソレーション・ムーヴメントの基礎から、
ダンス基礎・サルサ・バチャータを、フェーズごとに順序立てて、
必要な練習を丁寧にお伝えしています。
忙しい社会人に嬉しい、1回/週で、一気通貫で学べる設計にしていますので、
興味が出てきた方、ぜひ一度ご体験くださいね。
今だけの、お得な半額キャンペーンも開催中です。
📍毎週日曜日@新宿:
ダンス基礎・サルサ・バチャータクラス (13:15-18:00) *片方・単発受講可
📍今だけ割引はこちら:
・日曜だけで完結!基礎・サルサ・バチャータ3本立て
・忙しい大人のための、週1集中レッスン 13:15-16:00 @新宿
コメント