【Vol.86】レベルの差だけじゃないかも!? 噛み合わない時の視点切り替え3選

Bachata

【Vol.86】レベルの差だけじゃないかも!? 噛み合わない時の視点切り替え3選

こんにちは、SHINJIです。
ダンスをしていると、時に心がざわつく瞬間に出会うときがあります。

「浮いていた気がする…💦」
「レベルが違いすぎた…落ち込みます😿」
「断られた…」

このようなお悩みも度々お伺いします。

でも、そんなときこそ静かに整えることで、次の一歩が変わってきます。

先ず、落ち込むのは、それだけ真剣に取り組んでいる証拠
自分を自分で褒めてあげましょう。

その上で、今回は、そうした心の“ズレ”を成長の糧に変えるための、
3つの視点をお届けします。

🌀1. 実は”ジャンル”や”進化の方向”が違うだけかも

先ず、「踊りが合わない=自分が下手」ではないかもしれません。
特に昨今は、スタイルや進化の方向が違うだけ、ということも数多くあります。

今は昔とことなり、サルサ・バチャータ・キゾンバ・ズーク・・・といった、
多数のことなったジャンルが共存する時代です。
更にそれらのジャンルも、複数に細分化されます。

例1. サルサ ー On1、On2、キューバン、カリ、ルエダ他
例2. バチャータ ー モダン、センシュアル、ドミニカン、フュージョン他
※キゾンバやズークも複数のスタイルに分派しています。
※センシュアルバチャータ内でも、要素は細分化・多様化しています。
※メレンゲ等、記載していないジャンルも多数あります。
※参考記事Vol.87(ジャンル別ガイド)はこちら

教え方やスタイルも、ジャンルや先生によって様々です。
よって、以下のような状況が、日常茶飯事で生まれます。

– 相手は密着系、こちらは軽やかなスタイル
– 相手は魅せる表現、こちらは音との一体感重視
– 相手は技暗記・コンペ志向、こちらは自然体の感覚重視

特に初心者~初級のうちは、
そもそもスタイルにさまざまな種類があること自体を知らない場合があります。
そのため、一つの正解と思えるものに引っ張られやすく、結果として落ち込みやすくなってしまうのです。

進化の方向が違えば、たとえどちらも上手くても、
テンションや感性は噛み合いにくいものです。
残念な事実ではありますが、噛み合わない相手とは、
一般的に、そこまで踊りたいとは思わないのが普通でしょう。

その上で、誰かが間違っているのではなく、
それぞれが好む「ジャンル」における「今の進化のフェーズ」を生きている、
というのが今の時代です。

よって、嚙み合わないことも普通なので、良い悪いという物差しではありません。

🧭2. “レベルが合わない”=”ダメ”ではない

1に関連しますが、断られる、浮いてしまう──そんなとき、つい自信をなくしがちです。ただレベルというより、その理由の多くは「自分のフェーズが違う」だけです。具体化すると、

– 初心者なのに、上級者・特定スタイルのイベントにたまたま足を踏み入れた
特定のジャンルに特化した場所だった
– カウントに慣れるフェーズなのに、無理に難しい技をかけて失敗した
レッスン講師との関係性が前提になっている場所だった
– 文化的なスタイルや温度感が異なっていた

分かりやすい例ですが、まだサルサを始めたばかりで、
シングルターンを頭でカウントを数えながら踊るフェーズの方が、
ダブル・トリプルターンのような疾走感のあるスタイルの方を相手に、
練習場のように沢山回る性質のイベントで踊った場合、
自分も相手も合わない、と、感じることはあるでしょう。

それはどちらかが悪いという訳ではなく、単純にフェーズの違いです。
“経験者向け”、”初心者向け”、”スタイル”といった空間の性質の違いは、
イベントやレッスンによってあります。
その上で、レベルの違い自体が駄目、ということでもありません。

よって、フェーズや場所が「合わなかっただけ」なら、気にする必要はありません。誰でもはじめは初心者ですし、フェーズに合わせて学び、スタイルに合った場所を選べば良いのです。

その上で、その空間の性質にもよりますし、
断られる人もいれば、踊ってくれる人もいる。
その都度、無理に心を削るのではなく、自分のペースに合わせて、
踊ってくれる人と踊る踊れる場所を選ぶ、それでいいのです。

🌱3. 自分の軸とフェーズを理解すれば、自分に合った場所を選ぶことができる

不安や落ち込みの中で大事なのは、「今の自分」に合う場所を選ぶ視点です。

– 今の自分のフェーズにあったレッスン・場所
– 誰にでもフレンドリーな雰囲気のイベント
– 技術より感性が重視される場
– 成長途中の人にも優しいレッスン環境

共鳴は、誰かに合わせることではなく、「自分を知ること」から始まります。
先ずは自分のフェーズを、自分自身で分析してみましょう。
その視点を持てると、自然と選ぶ場所や、出会いも変わってきます。

📌補足:どうしても混ざりたい団体があるなら

それでも「入りたい!」と思う場所があるなら、
まずはそのイベントのレッスンから参加してみましょう。

– そのイベントや講師特有のスタイルや空気感に慣れる
– 少しずつ接続していく
– 合わなければ、また別の選択肢を選べばいい

しばらく試しても馴染まなければ、それが答えかもしれません。
無理に合わせるよりも、あなたが自然体でいられる場所の方が、
長く豊かなダンスの時間になります。

※ 初級フェーズのときは、教え魔にも注意!!(参考記事Vol.23はこちら)

🕊まとめ

落ち込むときほど、「スタイルが合わなかった=否定された」と思いがちです。
でも、本当はただのズレかもしれません。

– 進化の方向やフェーズが違えば、合わないこともある
– 場の文化や温度感にフィットしないこともある
– 自分のフェーズに合った空間を選ぶことができる

無理して合わせなくてもいい。自分に合った場所がある。
静かに、そして誠実に、自分のペースで、自分の世界を広げていきましょう。

🎥参考動画:サルサソーシャル

📘毎週日曜クラス@新宿

毎週日曜@新宿クラスでは、
アイソレーション・ムーヴメントの基礎から、
ダンス基礎・サルサ・バチャータを、フェーズごとに順序立てて、
必要な練習を丁寧にお伝えしています。
日曜日だけで、様々なスタイルを一度に学ぶことが可能です。

忙しい社会人に嬉しい、1回/週で、一気通貫で学べる設計にしていますので、
興味が出てきた方、ぜひ一度ご体験くださいね。
今だけの、お得な半額キャンペーンも開催中です。

📍毎週日曜日@新宿:
ダンス基礎・サルサ・バチャータクラス (13:15-18:00) *片方・単発受講可

📍今だけ割引はこちら:
・日曜だけで完結!基礎・サルサ・バチャータ3本立て
・忙しい大人のための、週1集中レッスン 13:15-16:00 @新宿

📘お問合せ (不明点ありましたらお気軽にどうぞ!)

コメント

タイトルとURLをコピーしました