【Vol.91】初心者でも出来る!ボディーウェーブを組み込んだバチャータルーチンの作り方
こんにちは、SHINJIです。
「技がかからない…」「ウェーブってどうやるの?」といった質問を、
特にバチャータを始めたばかりの方々からよくいただきます。
ウェーブは見た目が華やかですが、いきなり入れると形やタイミングが崩れやすい技のひとつ。“かかりやすい形と位置”を作ってから入れることが成功のコツです。
🔶コンセプト──派手さよりも「つなぎ方」
難しいオープンコンボより、ベーシックやターンなど“かかりやすい技”を混ぜて呼吸を合わせるのが初心〜初級の最適解。
ポジションとテンションを整えてから、プレパレーションと一緒に、基本のウェーブを組み込み。これだけで、自然で美しい流れになります。
🎥参考動画:今回の流れ(ルーチン構成の全体像)
🔶初心者向け ルーチン例(ウェーブに挑戦したい方向け)
- ベーシック:最初の8カウントは足幅を狭く、重心は静かに。
- ターン:シングルで十分。着地で止め、次の形に備える。
- クロスハンド+ポジションからの前後ステップ:距離と角度を整えるための“準備区間”。
- 男女が同じ方向を見ながらのウェーブ:テンションが伝わりやすく、初心者でも形が作りやすい。 *シャドウポジション
💡ポイント:クロスハンドから同方向を向くと、ウェーブのテンション(圧・弾性)が手から体幹へ素直に伝わるため、無理なく波がかかります。
🔶男女それぞれのコツ(実践チェックリスト)
男性側
- 距離感を先に安定:前後ステップ中に肘を軽く余して肩を下げ、手先で“引かない”。
- 体全体で波をつくる:胸→みぞおち→骨盤の順に小さく連鎖。手は“案内役”。
- 半拍先行の準備:ウェーブ直前に、自分の胸郭をわずかに“準備”して合図を明確に。
- 出口設計:ウェーブ後はベーシック/CBLで呼吸を戻す(リードは視線→手→体重移動)。
女性側
- 背骨で波を運ぶ:首や肩ではなく、胸→お腹→骨盤へ順番に。大きく反らさない。
- “一緒に作る”感覚:リードを待ち過ぎず、触覚で感じたテンションと同時に“共鳴”する。
- 足元は静かに:土台は小さく安定。ヒール/トーでリズムを刻み、上半身の波を邪魔しない。
- 呼吸:吸って胸郭を解放→吐きながらみぞおち〜骨盤へ波を送ると滑らか。
🔶なぜこの流れがやさしいのか?
- ベーシック/ターンでリズムに馴染み、緊張を解く。
- クロスハンド+シャドウポジションで距離と角度をセットし、波の通り道を作る。
- 同方向を見ることで視覚も共有され、タイミングが揃いやすい。
🔶ヒント: スタイルの違いは“普通”──合う人と踊るでOK
今のバチャータは進化が深掘りされ、流派的な分岐や好みのテンション差もあります。
特にバチャータを始めたばかりの時期は、ウェーブやロールがかからず悩みがちですが、仮に合わない人がいても、それは普通のこと。合う人と踊る時間を大切にしましょう。現場では“心地よさ”が最優先で大丈夫です。
🔶よくあるつまずき&解決
- 腕で引いてしまう:上半身リードは“体幹から”。手は軽く、肘に余白。
- 波が大きすぎる:まずは浅く1回。滑らか>派手。
- 復帰がゴツい:視線→手→体重移動。ステップで距離を詰める。
- 長くやりすぎ:ウェーブは“句読点”。1〜2回で十分、次へつなぐ。
🌱まとめ
- 派手な開始ではなく、“かかりやすい形と位置”づくりから。
- ベーシック→ターン→クロスハンド+シャドウポジション→同方向ウェーブが初心〜初級の鉄板。
- 男女ともに体幹主導・手は案内役。呼吸を合わせて浅く1回。
- 合わないスタイルは普通。合う人と心地よく踊るのが最短の上達。
次のソーシャルで、ぜひ試してみてください。“自然で気持ちいい”が一番伝わります。
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