【Vol:11】ダンスの中に、人生が見えるときがある。

Basic & Isolation

ダンスをしていると、ふとした瞬間に思うことがあります。

「この人には、この人の人生があるんだな」
「今日この時間にここで出会ったって、なんだか不思議だな」

そこに言葉はなくても、
ステップやリズムを通して、
その人の優しさ、緊張、喜び、迷い――色んなものが見える気がする。


ダンスには、”技術”や”上手さ”の評価を超えたところで、
人と人とが感覚でつながるチャンネルがある気がします。


ある人とは一度きりかもしれない。
ある人とは、繰り返し踊るうちに言葉を交わさなくても何かを感じ合えるようになる。

それぞれに、関係性の深さも、距離感も違う。
でも、そこに共感があるだけで、何かが一瞬、あたたかくなる。


■ ダンスを通じて、人生とつながる

誰かの緊張が、だんだんほどけていく。

ちょっとした笑顔に、安心感が返ってくる。

音楽に乗っているうちに、
知らないはずの相手の“体温”みたいなものが伝わってくる。

そんなとき、私は思います。

「これって、踊っているというより、“生きている”ってことかもしれないな」


■ 色々な人がいて、色々なつながりがある

だからダンスは面白い。
一人ひとり、踊り方もリズムの取り方も違う。
人生が違うから、表現も違って当然。

でもその中で、共感できる誰かと自然につながる時間がある。

それが、すごく尊い。


■ “同じ空間で、感覚を共有できる”ということ

ダンスを通じて出会う人たちは、
普段の仕事やSNSでは出会えない種類のつながりだと思っています。

  • 言葉より、身体と感覚で

  • 目的より、瞬間と余白で

  • 役割より、“その人らしさ”でつながる

そういう関係が、たまらなく好きです。


■ 最後に:ダンスがくれる“つながりのカタチ”

毎週のように顔を合わせる人もいれば、
イベントでたまたま隣にいた人と、なぜか心地よく踊れることもある。

この「つながり」は、決して広くなくていい。
深くても、浅くても、“共感できる”ってそれだけで幸せ。


私はこれからも、
そんな小さな共感を、
大切に育てていきたいと思っています。

ダンスって、
ただ動くこと以上に、“人生がにじみ出る場”なのかもしれません。

レッスン情報(毎週日曜日@新宿)・お問合せ:
https://www.dance-and-lifedesign.com/salsa/

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