【Vol.117】憧れの人から興味を持って貰えない…?──悩む人ほど「順番」がズレている話

Bachata

【Vol.117】憧れの人から興味を持って貰えない…?──悩む人ほど「順番」がズレている話

こんにちは、SHINJIです。
イベントでのソーシャルタイム時、こんなご相談をいただきました。

「あの憧れの上手な人と仲良くなりたいのに、距離が縮まりません…
「話しかけてはいるんですが、興味を持って貰えてない感じがして誘いづらい💦」

このご質問自体は、すごく自然だと思います。
その上で、落とし穴もある質問だと感じます。
今日はこのテーマを、「コミュ力の話」ではなく、ダンス世界の“順番”という視点で整理してみます。

結論:人間関係は「頑張って作る」より、あとから“回り始める”

まず最初に、いちばん大事なことからですが、
ダンスの場の人間関係は、会話力やアプローチだけでは決まりません。
多いのは、こんなパターンです。

  • (あの憧れの人と)仲良くなろうとして頑張る
  • 誘ったり、話しかける回数は増える
  • でも距離が縮まらず、気を使いすぎて疲れる

ここで大事なのは、努力が足りないのではなく、
手を付ける順番がズレている可能性が高い、ということです。

ダンス世界の「自然に回る順番」

私自身、20年以上この現場を見てきて感じるのは、
ダンスの場には、人間関係が“自然に回り始める順番”があるということです。
具体的には、

  • 順番① 時間の投資(ダンスの練習に回せる余白を作る)
  • 順番② ダンス技術の積み上げ(気持ち良いダンスを共有可能な技術を育てる)
  • 順番③ 人間関係の広がり(自然な友人・チーム・異性のパートナー等の接点)
  • 順番④ ダンスの場で価値を渡せている状態(周囲⇔自分で楽しさが“循環”)

勿論状況にもよりますし、個人差もありますが、大枠のポイントとしては、
①・②が未完の状態で、③や④を先に取りに行かないことです。

踏み込んだ補足:踊りの”土台”が先──人間関係は”後”

少し踏み込んだ補足です。
② ダンス技術の積み上げがまだ不安定なまま、③ 人間関係だけを先に取りに行こうとすると、ダンスそのものを主目的としている属性の人たちからは、あまり良いリアクションが返ってこないことがあります。

これは、性格やコミュ力の問題ではありません。単純に、その場で重視している“軸”が違うだけです。

上手い人と同じレベルの技術を身につけなければならない、という話でもありません。大切なのは、ダンスを主目的とした場合に、無理なく・安心して楽しめるだけの“安定した踊り”が自分にあるかどうかです。

特に、”あの憧れの上手な人たち”は、属性として”ダンスを主目的にしている人たち”であるケースも多々あります。よって、以下のようなズレが発生することがあります。

  • 相手:「今日は気持ちよく踊りたい」
  • こちら:(リアルな欲求としては) 「繋がりたい・居場所がほしい」

結論として、上記ズレがあると、会話は成立しているのに、距離は縮まらない——という感覚が生まれやすくなります。

多くの人が、③から始めてしまう(だから苦しくなる)

ペアダンスの世界には、人によって濃淡はあるものの、
「人との接点が主目的」で来る方も一定数いらっしゃいます。

  • 友達がほしい
  • 恋人がほしい(恋人未満でもいい)
  • 誰かと繋がりたい
  • 承認がほしい(自分がここにいていい感覚がほしい)

上記自体は、人として、すごく自然な感覚なので、何ら否定されるものではありません。ただ、ここからいきなり人間関係を取りに行くと、だいたいこうなります。

  • ダンスより、友達・異性パートナー有無等、人間関係の消耗がより大きくなる
  • 誘われる/誘われないに一喜一憂する
  • 場にいるのに、心が落ち着かない
  • 相手の反応が気になる (落ち込む)

それで(ダンスよりも人間関係に)悩んでしまう方を、私は何度も見てきました。

②が整うと、③は「頑張らなくても」動き出す

ここで、ちょっと視点を変えます。
ダンスの場で本当に強いのは、会話力よりも“一曲の体験”です。
派手な技ができるかどうか…ではなく、例えばこんなものです。
ダンスが安定していて、

  • 相手が安心できる / 無理がない
  • タイミングが合って気持ちいい / 相手を見て踊れている
  • 終わった後に「楽しかった」が残る

この「一曲の体験」が安定してくると、自然にこうなります。

「また踊りたい」
「この人と踊ると安心する」
「楽しかった、ありがとう」

言い方を変えると、ここから③が勝手に動き出します。
つまり、ダンスにおける人間関係は、それだけを意図的に作るというよりは、
踊りで体験を共有し、“信頼の下地”ができると”自然”に整うという仕組みです。

④は「承認」ではなく「感謝が循環している状態」

そして、とても重要な④ですが、

④ ダンスの場で価値を渡せている状態

これは、目立つことでも、人気者になることでもなく、
自分が“与える側”として機能している状態です。

  • 自分が“与える側”として(相手や周囲に)何らかの価値を提供している
  • 関わる誰かの時間や心を少し楽にできている
  • 結果として自分の居場所がある
  • それが無理なく、持続的に回っている

ペアダンスは、人の本質的な心の“欲求”にも触れやすい世界です。
だからこそ、そこで、

「ありがとう」が自然に返ってくる
「いてくれて嬉しい!」「踊れて楽しい!」が静かに起きる

この状態は、ペアダンス世界における一つの到達点だと感じています。

まとめ:人間関係に悩んだら、順番を一つ戻してみる

最初のご相談に戻ります。

「憧れの人と距離が縮まらない…」
「誘っても興味を持って貰えない気がする…」

もし今そう感じているなら、
「人付き合いを頑張る」よりも先に、

自分は今、①②③④のどこにいる?
順番を一つ戻すなら、どこ?

を、静かに見直してみる、というのも一つの手です。
順番が整うと、人間関係は楽になります。
そして何より、ダンスの世界そのものがもっと楽になります。

またフロアで。
SHINJI

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