【Vol.53】ダンスカウンセリングによる言語化の魅力
──踊りの悩みが“言葉”になるとき、自分の変化が始まる
「なんか違う」「うまくいかない」の正体って?
「うまく踊れない感じがする」
「なんかピンとこない」「あの人みたいになれない」
そんな風に、“言葉にできない違和感”を感じたことはありませんか?
それは、技術不足ではなく、「どこがズレているのか」がまだ言語化できていない状態かもしれません。
言語化されたとたん、霧が晴れる
不思議なことに、
- 「自分は、流れの中で余白を感じる余裕がない」
- 「アイソレーションが浅くて、上半身が一体化してしまっている」
- 「ベーシックに“安心感”がまだないから、余計な力みが出てる」
そんな風に“言葉になるだけで”、自分の課題が明確になり、
やるべき練習や感覚のフォーカスが一気にクリアになることがあります。
これが、「ダンスカウンセリング」の醍醐味です。
ダンスカウンセリングとは?
これは、心理カウンセリングのようにあなたの言葉を聞き、
踊り方・課題・感情・なりたい姿を整理していく対話型セッション。
たとえば…
- 「なんかステップが軽い気がする」 → 体重移動の深さと床の捉え方
- 「しなやかに見えない」 → アイソレーションの方向性が逆になってる
- 「雰囲気が出ない」 → 音楽と身体の“溜め”のズレ
それを、一緒に“言葉”にしていくことで、身体と感覚の回路が繋がりやすくなるんです。
なぜ言語化が大事なの?
人の脳は、「わからないまま動く」よりも「理解してから動く」ほうが、格段に吸収が早い。
特に大人ダンサーの場合、ただ真似するより、
「なぜ?どうなってる?」が腑に落ちてからの方が、圧倒的に変化が出やすいです。
言葉になることで、自分を受け入れられる
さらにもう一つ。
「言語化」には、自分の現在地を肯定する力があります。
「今の自分は、ここが弱くて、ここを目指してる」
それが明確になった瞬間、焦りや比較から解放され、
“今ここ”を積み重ねる穏やかな踊りが育ち始めます。
SHINJIのレッスンでの実践例
実際のSHINJIレッスンでは、1人ひとりの言葉に耳を傾け、
動きの悩みや表現の違和感を一緒に言語化する時間を大切にしています。
- 動きは合ってるけど“しっくりこない”原因を見つける
- 感覚的な話を、具体的なアクションに変換する
- 踊りの感情と動きのギャップを一緒に整える
そんな風に、ただ「教える」ではなく、「共に整える」スタイルでお届けしています。
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