【Vol.64】流れるペアダンスのコツ3選|Part1:止まらずに“流す”技術
こんにちは!SHINJIです。
今日は、「流れるペアダンスってどうやってできるの?」というテーマで、“止まらない”ための3つの基本技術をご紹介します。
こちらはフェーズ2を目指す場合、とても重要な項目です。
サルサでもバチャータでも、「一通り踊れるようにはなったけど、動きがぎこちない」「カクカクしてしまう」「初心者っぽい」声をよくいただきます。
それは力を“止める”のではなく”流す”というステージに入った方、「受け方」と「繋ぎ方」のコツにあります。
今回は、流れを止めないための視点とテクニックを、3つに絞ってお届けします。
✅ コツ①:「手は“止める”より“受け流す」
リードでもフォローでもありがちなのが、手で止めてしまうこと。
特にリード側が“引いて止める”動きをすると、フォロー側もブレーキがかかり、流れが中断してしまいます。
特に初心者の時は、「止めて下さい」「カウントでは止まって下さい」と言われることも多いので、これが癖になっている方も多いです。
💡その上で、フェーズ2で大事なのは、「円を描くように手を受け流す」感覚。
たとえばクロスボディで方向を変えるときは、手を引くのではなく“外側に回して力が進む方向へ流す”ことで、力を止めることなく、自然なリードが生まれます。
- ✔️ 手の力だけでなくリード全体を流して導く
- ✔️ 握るのではなく、手のひらで“そっと置く”ように
- ✔️ フォロー側も、流れを止めず“寄り添う”感覚を持つ
✅ コツ②:「“ピタ止まり”を避け、テンションを保って繋ぐ」
カウントの「4」や「8」などの静止タイミング。
初心者の時は、この考え方はカウントを合わせる観点で、とても役に立ちます。
その上で経験者向け、という観点では、ここで完全に力を抜いてしまうと、
次の動きが出遅れたり、ぎこちなくなってしまいます。
なので、フェーズ2で意識したいのが、
「静止していても力は流れている」という感覚。
- ✔️ 手は完全に止めず、わずかに“円周に力を流す”
- ✔️ 足裏でピボットしながら、体内の流れを止めない
- ✔️ テンションを“ゼロ”にせず、水面張力のように保つ
“止まる”ではなく、“繋ぎを準備する”というイメージを持つと、流れが途切れません。
✅ コツ③:「“呼吸”で合わせると、動きが自然につながる」
ペアダンスでよくあるのが、カウントや技術に集中しすぎて、“合わせよう”としてしまうこと。
でも、実は上手くいくときって、「吸って吐く」呼吸のような自然なリズムで繋がっていたりします。
- ✔️ 動き出す前に、相手の“気配”と呼吸を感じる
- ✔️ ステップではなく、“空気感”でタイミングを掴む
- ✔️ 緊張せず、肩の力を抜いて踊る
「合図を出す」よりも、「空気に乗る」。これが流れるペアダンスの一歩目です。
🎯 まとめ
✔️ 「止める」ではなく力が進む方向へ「流す」
✔️ 技ではなく、“つなぎ方”が上手さを決める
✔️ 動きの間に、“流れ”を感じられるようになる
次回のVol.65では、「間の取り方とリズム感」について、さらに深掘りしていきます。
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