【Vol.65】流れるペアダンスのコツ3選|Part2:自分のフェーズを意識する──止まらないステージのリズム意識
こんにちは!SHINJIです。
今回は「流れるペアダンス」シリーズの第2回。
テーマは“止まらないリズム感”を育てるための「フェーズ意識」です。
🌱 Step1:自分が今、どのフェーズにいるのか
ダンスの学びには段階(フェーズ)があります。
まずは、以下の2つのフェーズの違いを見てみましょう。
🟩 フェーズ1:「カウントを合わせる」ことが中心
- ✔️ カウント通りに動こうとする
- ✔️ 止まる位置を意識している
- ✔️ 次の動きを“待つ”意識が強い
🟦 フェーズ2:「リズムを止めずに繋ぐ」ステージ
- ✔️ カウントよりリズムの波を感じて動く
- ✔️ 静止中も内部で動きが流れている
- ✔️ 次の動きが自然につながる
どちらが良い・悪いではなく、「今どこにいるのか」を知ることが大切です。
🎯では、フェーズ2へ進むには?──止まらない3つの技術
✅ 技術①:「ピタ止まり」ではなく「流れる静止」
カウントの「4」や「8」で完全に動きを止めると、次の動きが硬くなります。
- ✔️ 手のリードはわずかに円を描くように流す
- ✔️ 足裏でピボット準備もしながら重心を保ちつつ流す
- ✔️ テンションをゼロにせず、水面のように力の流れに沿って流す
「止まりながらも流れている」この状態が、自然なつながりを生み出します。
✅ 技術②:「次を考えすぎない」ことで“今”に集中する
「次なにする?」と思った瞬間、今のリズムが切れてしまうことがよくあります。
- ✔️ 「今この拍」に集中すると流れが崩れにくい
- ✔️ 技と技のつなぎを丁寧に扱う
- ✔️ “力の方向に乗って流れている感覚”を意識する
技術よりも“感覚”に集中することで、力の流れを感じることができます。その力の流れに沿った動きやテクニックを繋げることにより、動きが自然になります。
✅ 技術③:「詰めずに、流れながら余白を残す」
とても難しい技を、全ての音に詰め込もうとしているソーシャルをたまに見かけます。上手くいけば良いのですが、力のリード&フォローとなり、流れが乱れてしまい、結果的に成立しない、遅れてしまう、、、ということも多いです。
その場合、音を全て埋めようとせず、止まらずベーシックも入れながら、流れつつ“待つ”間を入れることで、動きは美しく見えます。
- ✔️ 1拍休むことで呼吸が生まれる
- ✔️ ベーシックで流れながら空間に余韻を残す
- ✔️ リードもフォローも、止まらず流れながら“待つ”
“余白”が“上級感”をつくります。また、ベーシックでポジションを整えることにより、また“新しい技の流れ”の準備が生まれるので、自然な再スタートも可能です。
🌊 まとめ:フェーズを知り、リズムを泳ぐ
✔️ 今の自分が「カウント型」か「流れ型」かを確認する
✔️ 止め方・間・呼吸に意識を向けるだけで、動きが変わる
✔️ 「止まらないリズム感」は、自信と安心感を生む
次回のVol.66では、いよいよ完結編。
即興で自然につながるダンスのヒントをお届けします。
それでは、またスタジオで!
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