【Vol.81】流れるサルサテクニック編 #2 ── 直線運動 × アームスロック × ラウンド運動
こんにちは、SHINJIです。
今回は、直線運動・アームスロック・ラウンド運動という3つの要素を組み合わせて、「流れるサルサ」を実現するための位置取りと力の流れについて解説します。
特に、初級〜初中級の段階では、レッスン等で学んだルーチンを、そのまま形だけ、流れのないまま行ってしまい、
「実際のフリータイムだとできない💦」
「動きが止まっちゃう💦」
「なんか汚い💦」
というようなお話も、よくご相談いただきます。
今回は、力の流れがスムーズに通るための「直線 → アームスロック → ラウンド」の流れを一つの型として、男女それぞれの視点からポイントを紹介していきます。
🎥参考動画 – サルサ位置取り・流れの構造
🔸直線運動とは?
直線運動とは、二人が前後方向にステップを踏みながら、繰り返し動きを行う状態です。(= 通常の前後ベーシックステップ)
・相手と自分の位置関係(縦のライン)をキープ
・前後のリード&フォローが明確になる
・ベーシックステップが基本
このフェーズでは「距離感と体重移動の明確さ」がポイント。
🔸アームスロックとは?
アームスロックとは、腕をクロスさせたりホールドした状態で、回転や方向転換を誘導するテクニックです。
・力で引かず、自然な腕の流れで“導く”ように
・自分の肘や肩を起点に“枠”を作る意識
・アームをロックしながらも柔らかいテンションを保つ
「掴む」ではなく「流れを保つ」ことで、スムーズな次の展開につながります。
🔸ラウンド運動とは?
ラウンド運動は、二人の位置が“回転”しながら進んでいくフォーメーション。
・足元のステップ以上に「体の向き」と「重心移動」で位置を変える
・アームスロック状態でのラウンドは「円を描くように流れる」のが理想
・流れを止めない意識と、お互いのスペースを読むことが大切
💡男性リード側のポイント
・直線で相手の体重と距離感を感じながら、次のラウンドへのきっかけを作る
・アームスロックは“引っ張る”のではなく、“体重移動を伝える”ためのツール
・ラウンド中は「角度・体の向き・肘の余白」に注意して、流れを止めない
💃女性フォロー側のポイント
・直線運動中は、後ろに引かれすぎないよう、足元と軸を自分でキープ&フォロー
・アームスロックでは“引っ張られる”のではなく、“流れに乗って解いていく”意識
・ラウンド中は“相手を回す”よりも“一緒に円を描いていく”つもりで動くと自然
🕊まとめ
サルサは、“一歩一歩の正確さ”と“流れのある運動”の掛け合わせ。
直線→アームスロック→ラウンドという流れは、
初級〜初中級者にとって「動きが詰まらず、噛み合う」ための良い練習ルートになります。
今回の3要素、ぜひレッスンや練習で取り入れてみてくださいね。
また次回お会いしましょう。SHINJIでした。
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