【Vol.89】ソーシャルで映える!サルサペアのフォーメーションと技の“つなぎ方”
こんにちは、SHINJIです。
今回はソーシャルダンスの現場で使える、フォーメーション(空間の使い方)と技の効果的な組み合わせ方を、初中級の方向けに整理します。
ポイントは、
①直線(ライン)
②ラウンド(円)
③縦⇄横の切り替え
④オープンブレイクの“ゴム感”
⑤重力を活かすピクチャーポーズ(軽いディップ等)
を、流れとして並べること。ひとつずつはシンプルでも、順番と配分で踊りは一気に立体的になります。
🔶まずは5つのフォーメーションを理解する
- 直線運動(ラインワーク)
クロスボディリード(CBL)やパス系。向き・視線・足のラインが揃うので見栄えが良く、次の展開へ移りやすい。 - ラウンド運動(円・回り込み)
相手の周りを回る、二人で円を描く。距離の伸縮と角度の変化で立体感が出る。 - 縦⇄横の切り替え
CBLライン(縦)からサイドパス(横)へ、またはその逆。視界と重心の向きを変えて“おおっ”を作る。 - オープンブレイクの「ゴム感」
伸びて返るテンションで位置交差。腕で引かず、体幹で間合いを作るのがコツ。 - 重力を使ったピクチャーポーズ(軽ディップ等)
傾斜・ホールド・視線で一瞬の写真になる。深追いせず安全第一で。
🔶“流れ”の作り方:安定 → 変化 → 安定
- 入口は安定(直線):まずはラインで相手のバランスとテンポを合わせる。
- 中盤で変化(円 or 横):円や横移動を挟んで空間に厚みを出す。
- テンションでスイッチ(オープンブレイク):伸縮の反動で位置をクロス、次の見せ場へ。
- 一瞬の“止め”を置く(ピクチャー):軽いキメで記憶に残す。
- 出口は再び安定(直線に戻す):周囲と安全に合流、スッと次の曲線へ。
🔶8カウント・コンボ例(初中級向け)
コンボA:ライン→円→横→ライン
1-2-3:CBLでライン合わせ
5-6-7:リーダーが軽く回り込み(ラウンド)
1-2-3:サイドパスで横に流す(縦→横)
5-6-7:再びCBLで縦ラインに復帰
コンボB:ライン→“ゴム感”交差→ピクチャー→ライン
1-2-3:オープンブレイクの準備(前後に軽い伸縮)
5-6-7:テンションの返しで位置交差(手は低く・体幹で)
1-2-3:前向きホールドで軽いピクチャーポーズ(浅く傾ける)
5-6-7:CBLで解放し、安定ラインへ
コンボC:円→横→円→ピクチャー(短)
1-2-3:回り込み開始(フォロワーの周囲を半周)
5-6-7:サイドパスで横へ視界転換
1-2-3:逆方向にラウンド(距離を少し詰める)
5-6-7:軽いカウント止め(肩・背中の支点で浅いピクチャー)
🔶実践のコツ(失敗しやすいポイント別)
- 縦→横が重くなる:切り替え直前に体の向きと手の角度を先に作る。合図は半拍早め。
- “ゴム感”が腕にくる:肘を固めず体幹で距離を作る。前後の体重移動は小さく等速で。
- ピクチャーが怖い:深さより準備。相手の足元確認→視線→傾斜は浅く→2拍以内に戻す。
- フロアが混み合う場合:円を小さく・横幅を短く。見せ場は“止め”で魅せて移動距離を節約。 *広い場合は伸び伸びと。
🌱まとめ
- 【直線・円・縦横切替・テンション・重力】を流れとして並べると踊りが立体化
- 入りと終わりは直線(安定)、中盤で変化(円/横/テンション)を散らす
- ピクチャーは浅く・短く・安全に。“止め”は最大の見せ場
次のソーシャルでは、「安定→変化→安定」の一筆書きを意識してみてください。
技は同じでも、順番と配分で踊りの景色が変わります♪
🎥参考動画:フォーメーションの“流れ”
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