【Vol.60】その違いに、迷わなくていい──”フェーズ毎”の”教え方の違い”が見えたら、ステップアップのサイン
こんにちは、SHINJIです。
💡今日のメッセージ
教えの“違い”に迷うのは、そのフェーズの学びが深まっている証。
その違いを“受け取り方”に変えられたとき、ダンスはもっと自由になる。
◆ “違い”が見えるのは、学びが深くなってきた証拠
サルサやバチャータを習っていると、ふと感じることがありませんか?
- 「先生によって言ってることが違う」
- 「どの教え方が“正しい”の?」
- 「何を信じて練習すればいいの?」
私も生徒だった際、何度もありました。例えば、
ある先生は、「腕はばたばたしない。フレームは固定して。」
ある先生は、「腕が硬すぎる。肩の力も抜いて。」
ある講師は、「カウントでちゃんと止まって!休んで!」
ある講師は、「カウントでも止まらないで。自然に動きを繋げて。」
・・・
どっちやねん。
ただ、今なら分かりますが、これは各フェーズ(習う順番)が違うだけだと、今なら分かります。
言い換えると、レッスンにおけるフェーズの違いから来る、“自然な混乱”です。
◆ 上達には「ステップ」がある
どんなジャンルの上達も、段階を踏んで進化します。
- 守:まず型を守って徹底的に身につける (基礎 – フェーズ1)
- 破:他のやり方を取り入れて、自分の引き出しを増やす (応用 – フェーズ2)
- 離:型から離れて、自分なりのスタイルに昇華する (オリジナル – フェーズ3)
この“違い”や、”教え方のギャップ”気づいたら、
「次」のフェーズも疑ってみることが可能です。
例えば、
フレームを安定させたら(フェーズ1):
「自然に力を抜いて、アイソレーションも流してみる」(フェーズ2)
ステップで止まることが出来たら(フェーズ1):
「止まりつつも、完全に止まらず、自然に力を流してみる」(フェーズ2)
こんな感じだと思います。
◆ 教え方が違う理由、それは「注力すべきフェーズが違う」から
たとえば…
- A先生は「体幹と軸の安定」にフォーカス
- B先生は「音楽との一体感」に重きを置く
- C先生は「リードやシグナルの繊細さ」を重視
どれが正解・不正解ということはありません。
どの教え方も、学びの“ステージ”に合わせた伝え方をしている状態です。
先生によっては、特定のフェーズに特化した教え方をしている状態の時もあります。
(例. 初心者向けに特化したレッスン、経験者向けの応用スタイリングを入れた内容等)
※ 勿論流派や先生の拘りもあります。ただ基本は習う順番です。
◆ 結論: “フェーズ”に合わせて、内容の”受け取り方”を変える
「誰の教えが正しいか?」ではなく、
「今のフェーズ(ステップ)に必要な教えはどれか?」を意識すると、
学びの迷いがヒントに変わっていきます。
◆ 違いに気づけたら、すでに成長している
先生の違いが気になるということは、自分の中に“基準”が育ってきた証拠でもあると思います。すべての教えはつながっていきます。その過程を楽しんでいきましょう!
参考 – 毎週日曜日@新宿で、基礎~応用まで段階的に学べます
14:00-15:00のバチャータレッスン、15:00-16:00のサルサレッスンでは、
毎週、基礎から応用まで“フェーズ(ステップ)ごとの学び”を順序立てて行っています。
単発参加OK、体験歓迎、サポート特典あり。
各フェーズの「守破離」で迷い中の方も、ぜひお気軽にどうぞ!
▶ 詳細はこちらのページをご覧ください (毎週日曜日@新宿)
コメント