【Vol.96】うまくいかないときの奥の手──「男性役・女性役」双方を体験してみる
こんにちは、SHINJIです。
◆ はじめに
ダンスを学んでいると、どうしても「自分が担当している役割」だけに集中しがちです。
男性ならリード、女性ならフォロー。役割に慣れることは大切ですが、うまくいかないときは、一歩踏み込んで“相手側の役割”を体験してみると、驚くほど新しい世界が広がります。
◆ よくある質問:「相手がおかしい?」にどう向き合うか
レッスンやイベントで、こんなお話をよくいただきます。
「リードしても、相手がまだフォローできないんですよ。」
「あの人のテンションが強すぎて、私が上手く回れないんです。」
「技が難しくて、結局いつも相手とちぐはぐしてしまう…」
確かに、相手が不慣れでスムーズに動けない場面は多々あります。
ただ、その上で、「他の上手い人とだったら、大丈夫に見える」というパターンも、少なからず見てきたことがあるのではないでしょうか。(あれっ、私とだといまいちだけど、あの人だと”まあまあ”うまく踊れている・・・というパターンのやつです)
言い換えると、自分の側にも、まだ気づけていない“やれること”が隠れているかもしれません。たとえば、
-
フォローが来ないと感じるとき:リードの**圧・向き・間(ま)**のどこかが途切れていて、合図が届きにくくなっているのかもしれません。
-
テンションが強いと感じるとき:自分(フォロー側)のテンションも実は強く、相手をさらに強くさせている可能性があります。
-
技が難しいと感じるとき:相手の状態を見て細かく強度とタイミングを調整するリード&フォローが必要で、そこがまだ行き届いていないのかもしれません。
そこで私がおすすめしているのが――
👉 「男性役・女性役の双方をやってみる」という“奥の手”です。
立場を入れ替えて体験すると、これまで見えなかった“伝わる理由・伝わらない理由”が一気に立体化します。実際、私のレッスンでも、役割交代の体験を取り入れていますが、20年間の現場経験上、とても良い気づきになっています。
◆ なぜ「双方体験」が効くのか?
- リード側に立つと:「どう導けば伝わるか」「どのタイミングなら相手が安心できるか」が体感で分かります。
- フォロー側に立つと:「どんな圧・間・軌道なら心地よく受け取れるか」が分かり、反応が自然になります。
- 立体的理解が進む:合図と反応の“すれ違い”の正体が見え、視野も広がり、自分の工夫で解決できる余地が増えます。
◆ 練習方法① 相手がいる場合(ペア練)
相手がいる場合は、以下チャレンジすると、自分の気づきが広がります。
- レッスン内で1曲だけ役割交代:先生・仲間がOKなら、曲の途中でも交代。
いつもと逆の視点を体験すると、伝わり方・受け取り方の差が一気に鮮明になります。 - 仲の良いパートナーと“交代デー”を作る:信頼できる相手と「今日は往復で役割交代」を約束。
終わったら感想を言語化してフィードバックを交換。 - ソーシャル・イベントでワンコーラスだけチャレンジ:相手の同意は必須。
「遊びの一環」でやると、プレッシャーなく楽しみながら学べます。
◆ 練習方法② ひとりでできる(イメトレ・ソロ練)
1人でも、隙間時間で出来ることはあります。
- ソロ練で相手の役割を実践:相手の重心移動・手の圧・間(ま)をソロ練で実践。場所があれば、どこでもできます。自分がリード&フォローされる身体感覚を、できるだけ細かくトレース。
- 鏡前ソロで“送受信”を往復:これは一人で、交互に男性役・女性役を行っていく練習です。片手で“リードを送る”ジェスチャー→もう片手・体幹で“受け取る”動きを即座に再現し、鏡の前でもチェック。手→体幹→足への伝達をゆっくり→通常テンポの順で。
- 動画研究を逆役割の視点で:上級者動画を、普段しない役割の視点で見る。
「この一拍前、何を感じている?」と自問しながらメモ(圧・間・軌道・方向・視線)。技・テクニック全体を大項目で参考にするというよりは、力の流れや手首・指先等、細部を観察するのがコツ。
🌱まとめ
- 「相手がおかしい」と感じたら:視点を変えて、男性役・女性役の双方を体験してみる、というのもチャレンジしてみる。(特に、自分以外の人だったらうまく踊っているパターンがありそうな場合)
- 学びが立体化:合図と反応のズレの正体が見え、自分の工夫で埋められる余白が増える。
- 今すぐできる:レッスン内で1曲交代/仲間と交代デー/ソロの送受信往復/動画を逆視点で研究。
またフロアで。SHINJIでした。
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